【2020年版】最新のペイントソフトを比較!【有料/無料】

【2020年版】最新のペイントソフトを比較!【有料/無料】

いまやパソコンだけでなく、iPad、スマホでも簡単にデジタルのイラストを描ける時代です。でもいざイラストを描こうとしても、どのペイントソフトを使えばいいかわからない……。
そんな人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、無料有料問わず、また初心者向けから上級者向けまでのペイントソフトの中から厳選した、オススメのソフトを機能の違いも解説しながらご紹介します!

CLIP STUDIO PAINT【Windows/macOS/iPad/iPhone】

2012年にセルシスが発売した有名なペイントソフト。世界TOPのシェアを占めるワコムのペンタブレットや、VAIO、東芝などのPCのバンドルソフトとしても採用されている実績のあるソフトです。

イラストレーター、マンガ家、アニメーション制作プロダクションなど、プロの制作現場でも使われています。また、マンガ・イラスト・アニメーションを扱う専門学校などでも多数導入されています。

多機能ということもあり、若干操作には慣れが必要です。しかし自由にポーズや角度を変更できる3Dデッサン人形が用意されていたりと、充実した機能があります。

ペン・ブラシのカスタマイズ性が高く、自分の作風に合わせて様々に設定が可能です。イラストを描くならPRO、漫画を描くならEXと用途に特化した内容になっています。上級者にも初心者にもおすすめできるソフトです

CLIP STUDIO PAINTにはiPad版、iPhone版があり、パソコン版とほぼ同じ機能が利用できます。

体験版入手方法

Windows/macOSは、公式サイトの無料体験版ページよりダウンロード。登録をすれば30日間全機能を使用できます。月額利用プランを申し込んだ場合は、最大3ヶ月無料で使用できます。
iPhone版は、毎日1時間すべての機能が無料で使用できます。

価格

ダウンロード版:一括払い
PRO:5000円(税込)
EX:23000円(税込)

パッケージ版(CLIP STUDIO ストア販売価格)
PRO:9200円(税込)
EX:37200円(税込)

月額利用プラン(Windows / macOS / iPad / iPhone)
EX:1デバイスプラン:480円/月~【年額2800円】
PRO:1デバイスプラン:980円/月~【年額7800円】

ペイントツールSAI【Windows】

気軽に気持ちよく絵が描けることを目指して開発されたのがペイントツールSAIです。タブレットでの使用感、描画を美しくする、操作性をシンプルにする等、快適に絵を描くための性能が追求されています。

シンプルなインターフェースで初心者に使いやすくいソフトです。 イラスト投稿サイト「pixiv」でも利用者数の多いことでも有名です。シンプルゆえに、文字入力、図形入力、グラデーション塗りなどの機能は搭載されていません。

とはいえ、ペン入れ機能があり、線画が綺麗に描けます。なので線画だけSAIで行う人も多いです。
また有料ソフトしては5,500円と安いこともあり。まずは、カラーイラストを描いてみたいという方は試してみやすいのではないでしょうか。

体験版入手方法

公式サイトよりダウンロード可能です。インストール後は31日間、無料で使用できます。

価格

5,500円(税込)

PhotoshopCC【Windows/macOS】

デザイン現場や写真加工の世界では、有名なグラフィックソフトです。デザイン系の学校で使用されていることが多いです。
イラストやマンガを作成するための専用ソフトではありませんが、非常に多機能で設定のカスタマイズをすればイラスト作成にも、もちろん使えます。

設定をカスタマイズしなければ、ペンタブレットの筆圧が無効になっていたりと、イラスト作成には使いづらい部分もあります。
しかしカスタマイズできる項目自体は多く、自分好みに設定したい上級者やプロにおすすめのソフトです。

もともと写真加工のためのソフトで、全体の色味の調節が得意です。また加工のバリエーションも多く、他のペイントソフトにはない機能がたくさんあります。
また、印刷で使用するCMYKのカラーモードに対応しています。そのため、CMYKに対応していないSAIと併用されることが多いです。
Photoshopには無料で使えるモバイルアプリもあり、そちらと連携することも可能です。

体験版入手方法

公式サイトの無料体験版ページよりダウンロードできます。7日間だけではありますが全ての機能を使用できます。ただ体験版で全機能を使用するには、Adobe IDが必要になります。

価格

フォトプラン月額980円(税別)
PhotoshopCCを利用する場合、いくつかのプランが用意されています。一番安いのはフォトプランで月額980円(税別)です。

アイビスペイント【iPad/iPhone/Android】

無料なのに機能が豊富で、スマホ、タブレットでイラストやマンガを描きたい人に大人気のアプリです。スマホやタブレットで絵を描きたいという人にオススメです。

無料でイラストやマンガが描けるアプリです。スマホ・タブレット専用アプリだけあって、操作画面はスマホ・タブレット使いやすいようになっています。

テクスチャやトーンが多数用意されていて、またコマ枠機能もあり、マンガ制作にも向いています。
デメリットとしては無料版では広告が表示されたり、ブラシの種類が制限されている点です。ただ広告動画を視聴すれば、時間の制限はありますが、有料版と同等の機能が使用できます。

またCLIP STUDIO PAINTと連携していて、CLIP STUDIOのクラウドにデータを保存すれば、パソコンやiPadのCLIP STUDIO PAINTで作業もできます。

価格

無料(広告表示、機能制限あり)
有料版(広告除去可能)980円(税込)
プレミアム会員 300円(税込)/月

pixiv Sketch【Windows/macOS/iPad/iPhone/Android】

お絵描きのライブ配信機能が有名なソフトです。またタイムラインで色んなイラストが流れてくるので、SNS感覚で使うことができます。

完成した絵だけでなく、落書きや、まだ途中のイラストなども気軽にシェアすることが出来るソフトです。
お題が毎日あり、イラストを描き始めたばかりの人にはうれしい機能もあります。

7~8種類のブラシが用意されています。またブラシは不透明度と太さの設定が可能です。機能は必要最小限ですが、消しゴム、塗りつぶし、ぼかし機能はあります。またペンタブレットなどの筆圧機能には対応しています。

価格

無料

FireAlpaca【Windows/macOS】

イラストやマンガが描けるフリーのペイントソフト。 基本的な機能は揃っていて、無料で使用できるペイントソフトとは思えないレベルのパフォーマンスです。

CLIP STUDIOと同じような豊富な定規機能が備わっていて、パースの描画も快適にでき、漫画制作にもってこいです。

起動時に広告が表示されるのが難点ですが、広告表示はその一回だけなので、その後はソフトを再度起動するまで広告はありません。
たしかに有料ソフトに比べれば、ブラシの種類なども少ないですが、ペンや水彩風に描く機能は備わっています。
まずはペイントソフトを試してみたいという初心者の方にはすごくオススメのソフトです。

価格

無料(広告表示あり)